ウシュアイアは、人口約60000人の、世界最南端にある都市です。ウシュアイアの周りは、年中雪を抱いた山々
や、ビーグル水道に囲まれた、坂の多い、非常に風光明媚な都市です。ブエノスアイレスからは、3200km、南極までは、約1000kmの距離にあります。
ウシュアイアへは、ブエノスアイレスやカラファテから、毎日数便、航空便が出ているほか、夏のシーズンには、バルデス半島の基点となる、トレレウや、チリ側のパタゴニアのプンタアレナスへも、航空便が就航しております。
ウシュアイアからプンタアレナスへ向かう3泊4日のクルーズ(クルセロ・アウストラリス)を行うことも可能です。
ウシュアイアは、アルゼンチン最南部の、フエゴ島の南部に位置します。フエゴ嶋は、4万8000平方kmの三角形の大きな島で
、島は、東半分のアルゼンチン領と、西半分のチリ領とに分かれています。
フエゴとは、スペイン語で、炎の意味を持っています。というのも探検家が、近くを船で通りかかったときに、たくさんの焚き火を見ることが出来たから
といういわれています。フエゴ島に当時住んでいたヤーガン族は、フエゴ島の寒さに厳しい気候にも関わらず、半裸で生活していましたこともあり、毎日、24時間火を絶やすことなく、生活していました。ヤーガン族は、主に魚介類を主食としていた
ため、海に出ることが多く、焚き火を、カヌーに持ち込んで漁に出ていたようです。そのようなわけで、フエゴ島や付近の島々には、数え切れないほどの、焚き火と、登りあがる煙が観察できたということです。
ウシュアイア市内には、世界の果て博物館と、プレシディオ(元監獄)の2つの博物館があり、先住民についてのことや、ウシュアイアの歴史について知ることができます。
ウシュアイアから
は、周囲の自然を楽しんでいただける様々なツアーなどを、行っていただけます。ビーグル水道
クルーズでは、オタリア(アシカの一種)や、ウミウ、季節によってはペンギンをご覧いただけます。ティエラ・デル・フエゴ国立公園では、
アルゼンチンで唯一海に面した国立公園で、周囲の自然環境をご観察いただけます。ウシュアイアから国立公園の移動時に、世界最南端の鉄道、世界の果て号をご利用いただくことも可能です。
また、ウシュアイア近くには、小さいながらも氷河もございます。マルティアル氷河は、色も白色で、カラファテの氷河のような迫力や美しさはござい
ませんが、氷河からの、ウシュアイアの町と、ビーグル水道の眺めや、周囲の自然環境はすばらしく、時間が許せば、訪れられることをお勧めいたします。
ウシュアイアの冬は、スキーでにぎわいます。ウシュアイアから26kmのところにある、セロ・カストール・スキー場は、7月はじめから、10月の中ごろまでスキーを楽しめます。冬でも国立公園観光や、ビーグル水道クルーズなど、代表的なツアーは、行っていただけます。