バルデス半島は、ミナミセミクジラや、ミナミゾウアザラシの繁殖地としての重要性や、半島の自然環境などが評価され、1999年にユネスコの世界自然遺産として登録されました。 バルデス半島へは、プエルト・マドリンから、北へ約100km、トレレウからだと、200kmほどの距離にあり、両都市から、ツアーなどを利用して訪れることが出来ます。
バルデス半島では様々な動物たちを観察することが出来ます。季節により、多少の違いがあり、南半球の夏には、マゼランペンギン、ミナミゾウアザラシ、イルカ、シャチなど、南半球の冬から、春にかけては、ミナミセミクジラのシーズンになります。オタリア(アシカの1種)や、鳥類、キツネ、アルマジロ、レア、グアナコ、マラなどの陸上動物は年間通じて観察することが出来ます。動物だけでなく、パタゴニア・ステップ(半砂漠気候)のこの地域特有の自然環境も観察していただけます。バルデス半島では、1年中、強い風が吹き、気温以上に寒く感じますので、訪れる際は、防寒、防風のための服装をご用意されることを、お勧めいたします。
バルデス半島ツアーでは、朝早く、プエルト・マドリン(もしくは、トレレウ)を出発し、国立公園管理事務所を通り(小さな博物館がございます)、バルデス半島に入ります。
バルデス半島では、半島内唯一の集落、プエルト・ピラミデにて、下車し、クジラのシーズン中は、クジラ観察船に、乗船し、15m前後の大きさを誇る、ミナミセミクジラを間近からご観察いただけます。クジラのシーズンは、6月から11月ぐらいまでです。プエルト・ピラミデは、小さな静かな町で、透明な美しい海とビーチもあり、1時間ほど歩いたところには、オタリア(アシカ)の生息地もございます。
そのほか、バルデス半島内では、カレタ・バルデス、にて、下車できるほか、プンタ・ノルテ、プンタ・デルガダの2地点のうち、1箇所を訪れる形になります。(季節や、風向き、道の状態などにより、決定いたします)
カレタ・バルデスは、バルデス半島の東側の海岸の真ん中あたりに位置します。ここでは、5mを越える大きさの巨大なゾウアザラシをご覧いただけます。近くには、小規模なペンギン生息地もございます。
プンタ・ノルテには、バルデス半島の北東にあり、オタリアの生息地があり、たくさんのオタリアが、浜辺や海で戯れる姿をご覧いただけます。非常にまれですが、オタリアを狙ったシャチが現れることもございます。アルマジロが現れることもございます。ミナミゾウアザラシの生息地も近くにございます。
プンタ・デルガダは、バルデス半島の南東にあり、ゾウアザラシとオタリアの生息地がございます。灯台もございます。
バルデス半島には、日帰りで訪れるのが一般的ですが、一泊され、バルデス半島の大自然の中ですごされるのもお勧めです。クジラ観光クルーズの基点となる、プエルト・ピラミデには、各種の宿泊施設があり、ご宿泊が可能なほか、プンタデルガドでは、エスタンシア(牧場)にご宿泊することが出来、パタゴニアの名物料理、コルデロ・パタゴニコ(羊肉の焼肉)をお楽しみいただくことも出来ます。パタゴニアの羊は、その気候により、青草ではなく、半分かれたような草を食べて育つため、臭みのない、本当においしい羊肉がお楽しみいただけます。