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クエバ・デ・ラス・マノス(手の洞窟)  - CUEVA DE LAS MANOS -
クエバラスマノス(手の洞窟)は、アルゼンチン南部、パタゴニア地方、サンタクルス州の北部、リオ・ピントゥラス川の渓谷沿いに位置する洞窟やひさし状になった半洞窟で、今から約9300年前(紀元前約7300年)から、約1300年前(西暦約700年)ぐらいまでの間に描かれた手形をはじめとして多くの壁画が残されており、1999年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されました。壁画はもちろん、ピントゥラス川が形作る、周囲の美しい景観や、手付かずのパタゴニアの大地も見ものです。クエバデラスマノスには、様々なタイプの壁画が残されております。一番代表的で数が多いのは名前の由来となった顔料を手に吹き付けて描いた手形で、その他、グアナコやニャンドゥなどの動物や、狩りの様子などを描いたもの、幾何学模様などもあります。鉱物などから作られた赤や黄、白、黒、紫などの様々な色の顔料などで描かれています。
ピントゥラス川の渓谷 クエバ・デ・ラス・マノス 手の洞窟近く
クエバデラスマノスはピントゥラス川の渓谷沿いにあり、壁画だけでなく、周囲の景観も非常に素晴らしいものがあり非常にお勧めです。その他、プーマ、グアナコ、ニャンドゥ、狐、コンドル、鷲、フラメン ゴなどの様々な動物が生息することでも知られておりますので、ツアーの際などに、特にグアナコや、コンドル、ニャンドルなどは比較的頻繁にご覧いただけます。クエバデラスマノス観光を行う拠点の町は、人口約3500人のぺリトモレノのほか、アルゼンチン湖に面した風光明媚なロスアンティグオスとなり、これらの町へは、空港のある中部パタゴニアの中心都市、コモドロ・リバダビアから陸路で、約5時間ほどのところにございます。若干長い移動となりますが、移動途中には巨大な木の化石などが多くある、ボスケペトリフィカド(化石の森)などの見どころなどもあり、ツアーなどを組み合わせて移動されることも可能です。
ピントゥラス川近くの景観 ロスアンティグオス 手の洞窟
コモドロリバダビアは、中部パタゴニアの中心都市で、人口は約18万人。近郊などには油田やガス田などが多くあるため、石油産業などの中心地として非常に重要な都市です、コモドロリバダビア自体にはあまり見どころはございませんが、クエバデラスマノスや化石の森などへの観光の拠点ともなっております。コモドロリバダビアへは、ブエノスアイレスから航空便が毎日数便出ています。その他、カラファテや、チャルテンなどから、国道40号の未歩道のでこぼこの道を、丸1日かけてあがっていく形のほか、バリローチェから南下する方法のなどもございますが、移動時間は若干長い形となってしまいます。
クエバ・デ・ラスマノス(手の洞窟)のツアーや、ホテルなどについての、お問い合わせ お待ちしております。
手の洞窟の紹介 化石の森の紹介 マーブルカテドラルの紹介
ロスアンティグオスの紹介 コモドロリバダビアの紹介 手の洞窟、マーブルおすすめツアー
 
ボスケ・ペトリフィカード(化石の森)  - BOSQUE PTRIFICADO SARMIENTO -
サルミエントのボスケペトリフィカード(化石の森)は、アルゼンチン、パタゴニアのチュブ州南部、サルミエントの町から約28kmのところに位置します。ここは1973年から州立の自然保護区域となり、2001年には州立の天然記記念物(Monumento natural)にもなりました。化石の森周辺は半砂漠の気候で、暁新世、約6500万年前の化石化した大木などが多く見られます。現在は、非常に乾燥した気候となっておりますが、暁新世のころには気温や湿度が高い熱帯の気候であったと考えられており、あたりは深い森林に覆われておりましたが、その後、火山噴火の火山灰などにより、埋められた木を化石化し、木を二酸化珪素に置き代えられ、数百万年もかかり化石化したと考えられております。
  写真 サルミエントの化石の森  
化石の森では、大木の化石が周囲に見られるシルクイート・チコと呼ばれる散策路以外にも、月面の風景のような場所(バジェ・ルナル)や、赤い色をした丘、セロス・コロラドスなどの見どころもあり、化石だけでなく、素晴らしい風景をご堪能いただけます。サルミエントの化石の森へは中部パタゴニアの中心、コモドロリバダビアから約150km離れたところに位置しており、この町を基点に訪問する形が一般的です。コモドロまでは、ブエノスアイレスから航空便などが出ております。その他、コモドロリバダビアから、手の洞窟方面に行く際に、途中に立ち寄る形でのツアーのアレンジも可能ですので、お気軽にご相談ください。
化石の森での、ツアー、ホテルなどについての、お問い合わせ お待ちしております。
 
マーブル・カテドラル - CATEDRAL DE MARMOL -
マーブル・カテドラル(Catedral de Marmol)は、パタゴニア地方、へネラル・カレラ湖に位置します。ここは、湖岸の炭酸カルシウムの含有量の多い岩が、湖水により、カテドラル(大聖堂)のような不思議な形に侵食されたことにより出来ました。水の水位が高くない場合は、マーブルカテドラルの中に小舟などで岩の下部に入ることが出来、不思議な美しい風景をご覧いただけます。
マーブルカテドラル  マーブルカテドラル  へネラルカレラ湖沿いの風景
マーブルカテドラルへは、プエルトトランキーロから小さな船に乗り、訪問する形が一般的です。プエルトトランキーロは、アイゼン州の州都、コイアイケから南へ約223kmほどのところ、へネラルカレラ湖畔に位置する小さな町です。プエルトトランキーロへは、チリ側からは、コイハイケから、アルゼンチン側からは、ロスアンティグオスなどからツアーなどを、ご利用され移動することが可能です。お客様のご希望に合わせた形で行うことが出来ますので、お気軽にご相談くださいませ。
マーブルカテドラル紹介のページへ
 
ロス・アンティグオス - LOS ANTIGUOS -
ロスアンティグオスは、サンタクルス州の北西部、ブエノスアイレス湖の南岸に位置する、人口約3500人の小さな町です。大きな湖に面している影響で周囲のパタゴニア地方と比べ、比較的温暖で農業が盛んに行われており、特にサクランボの生産で有名で、毎年1月にはサクランボ祭りが行われます。この町を基点に世界遺産、クエバデラスマノス(手の洞窟)へツアーなどで訪問出来る他、国境を越えチリに入り、マーブルカテドラルへのツアーなどを、行うことも可能です。ロスアンティグオスへは、コモドロリバダビアから移動出来る他、夏季には、パタゴニア南部のカラファテや、チャルテンなどからバスなどで移動が可能です。
 
コモドロ・リバダビア  - COMODORO RIVADAVIA -
コモドロ・リバダビアは、パタゴニアチュブ州南部、人口18万人のパタゴニアを代表する都市です。郊外には、油田などが多くあるため、アルゼンチンの石油産業の中心として栄えています。世界遺産、手の洞窟や、化石の森などへは通常、航空便でコモドロリバダビアに入り、ツアーなどで訪問する形となります。コモドロリバダビアへは、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから毎日数便の航空便が運行されております。
写真 カレタ・オリビア(コモドロリバダビア近郊)
 
AR12 手の洞窟 マーブルカテドラル観光プラン(2泊3日)
パタゴニア中部は、まだあまり知られていない手付かずの大自然が広がっております。このツアーでは、世界遺産クエバデラスマノスや、巨木の化石をご覧いただける化石の森、そして、美しい景観をご覧いただける、マーブルカテドラルなどにご訪問いただけます。ご希望に合わせてツアーのアレンジなどを、行うことも可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
* 料金は季節によっても違いが出てきます。お気軽に お問い合わせ ください
手の洞窟のページ カラファテのページ ブエノスアイレスのページ
 1日目: 化石の森観光 ロスアンティオスへの移動
 早朝の便 ブエノスアイレス発 - コモドロリバダビア着
 空港から、化石の森までの移動
 サルミエント化石の森観光
 サルミエントからロスアンティグオスまでの移動
 ご宿泊 : ロス・アンティグオス
 2日目: プエルトトランキーロへの移動
 プエルトトランキーロへの移動
 *素晴らしい風景を眺めながらの移動となります。
 ご宿泊 : プエルトトランキーロ
 3日目:  マーブルカテドラル観光 ロスアンティグオスへの移動
 朝 マーブルカテドラル観光
 プエルトイバニェスまでの移動 
 船 プエルトイバニェスからチレチコまでの移動
 チレチコから国境を越え、ロスアンティグオスまでの移動
 ご宿泊 : ロス・アンティグオス
 4日目:  手の洞窟観光 ブエノスアイレスへの移動
 手の洞窟観光(世界遺産)
 観光後、コモドロリバダビアへの移動
 夜の便 コモドロリバダビア発 - ブエノスアイレス着
*こちらのツアーも最少催行人数は2名様からとなっております。
*こちらのツアーは、各年若干の違いがございますが、大体10月中旬から4月中旬ぐらいまでの間、催行が可能となっております。
*ツアーは、英語、西語プライベートから選べます。団体ツアーへの参加が可能な場合もございますが、催行頻度が少ないため基本的にはプライベートツアーのご参加となります。
*4日目のクエバデラスマノス観光の後、コモドロリバダビアに戻る代わりに、バスで、パタゴニア南部に位置する氷河で有名なカラファテまでの移動を行ない、カラファテのツアーなどと組み合わせて南パタゴニアの大自然をご堪能いただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
*プエルトリオトランキーロにもう1泊され、オプショナルツアーでエクスプロラドーレス氷河トレッキングなどを、組み込むことも可能となっております。ご希望の場合はお知らせください。(時期によっては組み込めないこともございます)
1日目: サルミエント化石の森観光
早朝の便にて、ブエノスアイレスからコモドロリバダビアまでの航空便での移動後、パタゴニアの大地を西へ、ロスアンティグオスに向かいます。まずは、巨大な大きな木の化石が転がる化石の森を訪問します。ここでは、大木の化石が周囲に見られるシルクイート・チコと呼ばれる散策路以外にも、月面の風景のようなバジェルナルや、赤い色をした丘、セロスコロラドスなどの見どころもあり、化石だけでなく素晴らしい風景をご堪能いただけます。 観光後、ロスアンティグオスまでの移動となります。
2日目: プエルト・リオ・トランキーロへの移動
ロスアンティグオスを出発し国境を越えチリに入ります。チレチコの町から先は、ブエノスアイレス湖(へネラルカレラ湖)の湖岸を、湖と山々などが形作る、美しい景色を眺めながら、西へ向かいます。途中、マルキス川の小さな滝をご覧いただける散策も行ない、その後、湖にかかる鉄橋を越え、プエルト・リオ・トランキーロの町には午後から夕方ぐらいに到着します。
3日目: マーブルカテドラル観光 ロスアンティグオスへの移動
朝、小さなモーターボートに乗り、約1時間ほどのマーブルカテドラル観光を行ないます。自然が作り出す美しい景観をご堪能ください。午後、プエルトトランキーロから北へ湖沿いを進み、その後湖から離れ山沿いの道を、プエルトイバニェスへの移動となります。そこの港から船で対岸のチレチコまでの移動を行ない、チレチコからロスアンティグオスまで陸路での移動となります。
*マーブルカテドラルへのツアーは、小さな船のツアーですので天候や風が原因で行えない場合もまれにございますあらかじめご了承くださいませ。
4日目: 手の洞窟観光
このツアーでは、ロスアンティグオスの町を朝出発し、ユネスコ世界遺産のクエバ・デ・ラス・マノスへ訪問することが出来ます。クエバデラスマノスでは、手の洞窟の先住民の壁画をご覧いただける他、ピントゥラス川沿いの渓谷を簡単なトレッキングを行ない、周囲の風景などを、お楽しみいただけます。観光の後は、コモドロリバダビアへの移動となります。
オプショナル: エクスプローラドーレス氷河観光
このツアーでは、エクスプローラ川沿いの谷沿いをすすみ多くの滝や、北パタゴニア氷原から垂れ下がる多くの氷河などをご覧いただけます。バヨ湖の近くから約30分ほどのトレッキングを行ない、長さ9KM、幅2.5KMのエクスプロラドーレス氷河をご覧いただけます。その他氷河トレッキングを組み込むことも可能ですが、天候などにより組み入れることが難しい場合もございます。
*こちらのオプショナルツアーは、プエルト・リオ・トランキーロから行うことが出来ます。このツアーをご希望される場合は、プエルトリオトランキーロの宿泊が1日のびますので、全体のツアー日数は4泊5日となります。
 
 
 
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